デパスの代用を探す私が出会ったセディールとの軌跡

抗不安剤の詳細

デパスが10月14日から厚生労働省より向精神薬指定薬物とする旨が発表されたことは、ご存じでしょうか?
厚労省の医薬品に関する発表で今年最も話題になった政令ではないかと思います。
10月14日より新たに向精神指定薬物に加えられたのは、薬剤名ゾピクロン(商品名アモバン)と、薬剤名エチゾラム(商品名デパス)、薬剤名フェナゼパムの3つです。最後のフェナゼパムについていえば、日本では未承認薬なのですが、前の2つは国内の医療機関では良く処方される薬として愛用者も多く、海外薬品通販会社を通して個人輸入で入手していた人も多かったようです。
しかし、10月の規制開始日を機に、日本では医師の処方なくしては個人での入手は困難となります。
そこで、今後代替え薬として、安全性が高いセディールやバスパーなどアザスピロン系の抗不安薬が台頭してくるでしょう。

■向精神薬指定薬とは?
向精神薬とは、その名が示すとおり精神に向かう薬です。
つまり、精神に作用する薬のことですが、こころに影響を及ぼす脳の中枢神経に作用する薬の意味です。そして、日本では厚生労働省が指定した薬を向精神指定薬物と言われ、新顔の3つを加えると指定薬物数は83種類に及びます。その種類は多岐にわたり、抗不安剤から、抗うつ剤、睡眠薬のなかに指定されている薬があります。
精神科領域で使われる似た用語に「抗精神病薬」とありますが、これも字のごとく精神に抗う薬という意味ですが、これについてはいくつもの種類があるわけではなく、統合失調症の治療薬のみを指す言葉です。

■個人輸入可能な抗不安剤の紹介
抗不安剤には、ベンゾジアゼピン系の短時間型・中間型・長時間型・超長時間型、セロトニン1A部分作動薬に分類されます。
デパスはベンゾジアゼピン系に属しますが、即効性が強い分、依存性や副作用も強く出るため、乱用の危険性を指摘されていたのです。その点、抗不安剤のセディールはセロトニン1A部分作動薬は副作用が弱く、安全性があるとされています。
作用機序は、通常、脳内セロトニン量を2つのセロトニン受容体が調節しているのが、不安障害をもつ患者さんではセロトニンのバランスが崩れ、受容体で抑制したり、増やしたりという調整作用崩れているところへ、セディールがセロトニン1A受容体にくっつき適度に働き、増加していたセロトニン受容体が徐々に減少するため、個人で輸入しても使いやすいでしょう。

エチゾラムの効果・副作用の詳細はコチラ